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September 30 2015 By 海外書き人クラブ

熱帯ランナーで賑わうバンコクのオアシス「ルンピニー公園」

ここがバンコクのランニング聖地だ!

ウェアとシューズがあればどこでも走り始められるのが、旅ランの醍醐味。観光やグルメも楽しみたいけれど、旅行先でも思いっきり汗を流したいという人におすすめなのがタイ・バンコク。世界渡航先ランキングで常に上位入りするこの街でも今、ランニングがブームです!

●バンコクでもランが熱い
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丘陵地がなくフラットな地形のバンコクは走りやすいものの、バンコクランナーに人気があるのは、路上ランより公園ラン。信号や排気ガスが多くて路面がデコボコした路上よりも、木陰が多い公園のほうがずっと気持ちがいいからです。また、バンコクの早朝には街のあちこちで僧侶の托鉢が行われるため、お坊さんにぶつかったり邪魔をしたりしないようにと公園を選ぶ人もいます。

バンコクに数ある公園の中でも、ランニングのメッカといえば「ルンピニー公園」。高級ホテルや商業ビルが立ち並ぶシーロム地区に近い、バンコクを代表する公園です。

●アクセス楽な都会のオアシス
1920年代のラーマ6世統治時代に建設されたルンピニー公園。0.57km²という東京ドーム約12個分の広さの敷地には、大きな人工池を取り囲むように森やレクリエーション施設が点在する、緑いっぱいのオアシスです。

ラーマ6世銅像

ルンピニー公園正面に立つ巨大なラーマ6世の銅像

 

なによりもアクセスが楽なのが魅力。高架鉄道BTSサラデーン駅と地下鉄線MRTシーロム駅が直結しており、階段を上ればすぐに敷地へ。夕方になると、手ぶらでスポーツウェア姿のバンコクっ子が続々と集まってきます。公園内には、ミネラルウォーターやドライフルーツが買える売店やトイレ、旅行者でも利用できる公共スポーツセンター(ルンピニーユースセンター)や運動遊具もあります。

誰でも自由に使える健康遊具もある

誰でも自由に使える健康遊具もある

よく整備された平坦なジョギングコースは一周2.5キロ。木々の間に見え隠れするバンコクの摩天楼を見ながらのランは爽快です。

池の向こうにはシーロム・サトーン地区のビル群が見える

池の向こうにはシーロム・サトーン地区のビル群が見える

 

●涼しい早朝か日暮れ時が狙い目
ランナーの混雑のピークは、朝6時頃と夕方6時以降。日中蒸し暑くなるバンコクの朝はとても早く、まだ日の昇りきらないうちから太極拳などを楽しむ人たちでいっぱいです。夕方は、仕事帰りの人々で徐々に混み始め、6時を過ぎれば毎日がお祭り並みの賑わいに。
日が傾くにつれて、ランナーの数が増えていきます

ジョギングコースには外国人の姿も多く、国際色豊かなところもバンコクらしさ。黙々と走るランナーに交じって、家族連れや学生グループの姿もちらほらと。シリアスにタイムを競うというよりも、おしゃべりしながらのんびり走る、陽気な空気が流れています。
日が傾くにつれて、ランナーの数が増えていきます

夕方には、アジア各国で流行中の青空エアロビクスが行われており、大勢の人々が爆音に合わせてエクササイズをする光景も。飛び入り参加もできるので、ランのついでに試してみては。

大音量で踊る青空エアロビクスは飛び入りもOK

大音量で踊る青空エアロビクスは飛び入りもOK

ルンピニー公園の隠れた名物といえば、屋台。朝は、お粥、豆乳と揚げパンなどの朝食屋台が、夕方は東北タイ(イサーン)料理などの屋台が並びます。思いっきり運動した後は、タイの屋台グルメに挑戦するのもオススメ。ランの後のビールは最高です。

バンコクらしい風情があふれるルンピニー公園。現地ランナーに交じって走れば、さらなる魅力に出会えるかもしれません。

公園内は自然の宝庫。池にはオオトカゲの姿も

公園内は自然の宝庫。池にはオオトカゲの姿も

【ルンピニー公園】

住所:Rama IV Road, Wangmai Patumwan, Bangkok

開園時間:4:30〜21:00

 

聖地近くのおススメスポット!

●ランに合う炭水化物補給はココ

ランナーにとって気になるのが食事。炭水化物を多めに摂りたい時に、頼りになるのはやっぱりパスタや和食! 日本人が利用するホテルが多く集中するシーロム地区周辺にはおいしいレストランがいろいろ。カーボローディングもバッチリです。

《おススメレストラン:1》リド(Lido)
ルンピニー公園から徒歩7分の場所にあるイタリア家庭料理店

ルンピニー公園から徒歩7分の場所にあるイタリア家庭料理店。パスタやピッツァなど本場の味がリーズナブルに味わえます。ルンピニー公園でのラン後にも最適です。

住所:34/6-7 Soi Sribumphen, Rama 4 Road, Sathorn, Bangkok

電話:02-677-6351
営業時間:11:30~23:30/無休

 

《おススメレストラン:2》一馬
《おススメレストラン:2》一馬
ルンピニー公園の北側、ランスアン通りにある日本料理店。日本人駐在員も多く訪れる店で、栄養を考えた健康的なメニューがウリ。なかでも「車麩セット」(300タイバーツ、約1010円)は良質なタンパク質も摂れるヘルシーな定食です。
住所:34/6-7 Soi Sribumphen, Rama 4 Road, Sathorn, Bangkok
電話:02-677-6351
営業時間:11:30~23:30/無休

 

●タイはマッサージ天国!

ランの後のお楽しみといえば、マッサージ。バンコクの街はスパやマッサージ店で溢れています。ひとえにマッサージといえども、全身をしっかりストレッチできるタイ伝統古式マッサージから、足の疲れを癒やすフットマッサージまで種類はさまざま。オイルマッサージを選べば、シャワーを使えるお店がほとんどです。

《おススメマッサージ店》ヘルスランド(Health Land)
《おススメマッサージ店》ヘルスランド(Health Land)
邸宅風の大型マッサージ店。高級感ある雰囲気とサービスの割には、値段はリーズナブル。タイ古式、アロマ、フットなどメニュー豊富です。タイ古式マッサージは2時間で500タイバーツ(約1700円)。いつも賑わう人気店なので予約をおすすめ。
(シーロム店)バンコク各所に支店あり
住所:120 North Sathorn Road, Silom, Bangrak, Bangkok
電話:02-637-8883
営業時間:9:00〜23:00/無休

 

●辛すぎないタイ料理ってあるの?

せっかくタイに来たのだから、タイ料理も満喫したい! でも辛すぎるのはイヤ、という方に朗報。一般的にソムタム(青パパイアのサラダ)やカレー類にはスパイシーなものが多いのですが、辛すぎないタイ料理だってあるんです。

◯タイスキ
タイスキは好みの具を入れて、タレをつけて食べるタイ風寄せ鍋。野菜や肉がたっぷりですが、ヘルシー!タレの合わせ具合で辛さのレベルも自由自在です。

《タイスキのおすすめ店》コカ・レストラン(COCA)
《タイスキのおすすめ店》コカ・レストラン(COCA)
住所:8,soi Anumarnratchathon, Suriyawongse Road, Bangrak, Bangkok
電話:02-236-0107
営業時間:11:00~14:00、17:00~22:00/無休

 

◯プーパッポンカリー
新鮮なカニをカレー粉で炒め、溶き卵とココナッツミルクで和えたシーフード料理の代表格。こってりとした甘さがご飯にマッチして、たまらないおいしさです。

《プーパッポンカリーのおすすめ店》ソンブーンレストラン(Somboon Restaurant)
《プーパッポンカリーのおすすめ店》ソンブーンレストラン(Somboon Restaurant)

住所:169,169/7-12 Surawong Road, Bangrak , Bangkok
電話:02-233-3104,02-234-4499
営業時間:16:00〜23:30/無休

 

バンコクを駆け抜けよう!おススメのご当地マラソン!

◯名称
スタンダード・チャータード・バンコクマラソン(Standard Chartered Bangkok Marathon)
公式サイト(日本語):http://www.bkkmarathon.com/jp/
SiCスポーツ情報センターバンコクマラソン日本事務局
http://www.sports-info.co.jp/bangkok2015/index.html
◯開催日
2015年11月15日

 

バンコクマラソンの魅力はココ!

◯お話をうかがった人:ヌッチャナー・マーリーターウォンクル(Nuchanart Maleethavornkul)さん(38歳)
2010年に本格的に走り始め、その半年後にはバンコクマラソンでフルマラソンを完走。翌年、右足首を骨折し全治1年以上を強いられたが、2014年のバンコクマラソンでフルマラソンに見事復帰。

●スタートは真夜中の2時!

深夜2時、ライトアップされた王宮前からスタート(2013年大会)

Nuchanart Maleethavornkulさん提供

熱帯の都市を真夜中に、人や車に邪魔されずに颯爽と駆け抜ける。そんな不思議な体験ができるのがバンコクマラソン。フル、ハーフ合わせて過去3回参加経験のあるヌッチャナーさんは、「バンコクらしさが凝縮された大会」と語ります。11月のバンコクは乾季といえども日中はかなり暑くなるため、なんとフルマラソンの開始時間は真夜中の2時! 美しくライトアップされた王宮前をスタートし、刻々と変わりゆく景色の中を走るのは感動そのもの。ワット・ポー(涅槃寺)や王宮など、世界的に有名な観光スポットの間を走りつつ、同時に観光も楽しめるのも魅力です。

●見どころ豊富なマラソンコース
コースの特徴をヌッチャナーさんに伺いました。「ピンクラオ橋と高架道路(シリントーン通り)の出入り口以外に大きな起伏はありません。コース前半の高架道路は走りやすいけれど、直線が延々と約26kmも続くのでだんだん飽きてきます」。しかし、疲労と眠気にじっと耐えながら、白々と明けゆく空の向こうに巨大なラーマ8世橋が見えてきた時の感動はひとしお! なのだそう。
「コース後半は、タイ王室ゆかりの宮殿が立ち並ぶドゥシット地区へ。緑豊かな大通りを走るのは快適です」。注意すべきは、タマサート大学付近。屋台も多くゴチャゴチャしており、遅い時間に通過するとハーフやミニマラソンのランナーと合流します。「とくに41km地点の手前に、フル及びハーフとミニマラソンのルートが分岐する部分があるので、流されないように注意して」

ゴール

Nuchanart Maleethavornkulさん提供

●さすがほほ笑みの国。笑顔でラン!
「ほほ笑みの国」と呼ばれるタイでは、ランナー同士も、エイドステーションも笑顔でいっぱい。海外からの参加だからと緊張は無用、つねにリラックスして走ることができます。「参加者もスタッフも皆フレンドリー。バンコクらしさを楽しんで」とヌッチャナーさん。ぜひあなたも、熱帯を駆けるパワフルなランナーたちと肩を並べて走ってみませんか。

フルマラソンを制限時間内で完走すると記念Tシャツがもらえる

Nuchanart Maleethavornkulさん提供

 

【執筆者】さとう葉(海外書き人クラブ)

海外書き人クラブ

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海外在住の日本人ライター、カメラマン、コーディネーター等の集まり。「海外在住ライターは同じパイを食いあうライバル同士。でも協力してリレー連載などの仕事を創造すれば仲間になれる」というヴィジョンのもと、2000年に結成。現在65ヵ国以上の会員(元在住も含む)が在籍する。

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