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July 07 2016 By 小林 香織

365日サッカー漬けの青春時代からビーチサッカー選手へ。その軌跡を追うー松岡翔太(前編)

365日サッカー漬けの青春時代からビーチサッカー選手へ。その軌跡を追うー松岡翔太(前編)

 

 サッカー一色。松岡翔太の人生は、そういっても過言ではないほどサッカーへの愛に満ちている。いや、執念とも言うべきか。彼は少年時代から何度つまずこうとも、サッカーへの情熱を決して失わなかった。

そんな松岡は現在26歳。砂浜のうえでボールを蹴り合いゴールを狙う「ビーチサッカー」のトップチーム「東京レキオスBS」に所属している。サッカー選手を夢見て練習三昧の日々を送っていた少年は、どのようにビーチサッカーに巡り合い、サッカー人生から何を得たのか。ただひたすらに、サッカーへの情熱に突き動かされた松岡翔太のヒストリーに耳を傾けたい。

夢は「プロサッカー選手」。サッカー一筋で駆け抜けた青春

松岡翔太

松岡がサッカーを始めたのは、小学校1年生のとき。2つ年上の大好きな兄の影響だった。サッカー部に入部した兄の背中を追いかけて松岡もサッカー部へ。

「最初はチームの仲間たちと一緒にいたいという気持ちから、サッカーを続けていたんです。でも、だんだん試合に出られるようになって、相手からボールを奪う瞬間や、キレイにパスが通ったときに楽しいと感じるようになりました。あとは、単純にモテたいって気持ちも(笑)」

小学生時代に、夢はサッカー選手に固まった。「プロになりたい」、その一心で中学生時代は放課後に毎日ボールを蹴り、サッカーに明け暮れるもレギュラーを掴めずに終わる。その後は熊本一のサッカーの強豪・大津高校へ進学。6時前からの朝練と夜遅くまでの練習を欠かさず、365日すべてをサッカーに費やすも、結局、念願のレギュラー入りは果たせなかった。

松岡翔太

高校時代(中央の青いユニフォームが松岡)

「自分には生まれ持った才能がない分、努力でカバーしようと思って、当時はひたすら練習に没頭していました。勝つための武器をつくりたくて、1日何百回とヘディングの技を磨いたり。それでもレギュラーは掴めませんでしたが、トップ選手ばかりのなかで堂々と渡り合えた。努力が報われた気がしました」

2年間のシンガポール生活で「本当の人生の豊かさ」を学んだ

松岡は、サッカー選手の夢をあきらめきれずサッカーの専門学校へ。ここでは、選手として活躍するための知識や技術のみならず、指導者や審判といったサッカーにまつわるさまざまな職業の知見を得ることができる。「サッカー人生は引退したあとのほうが長い」そう考えての選択だった。

「実際は1年間専門学校で勉強したあと、残りの2年間はシンガポールに留学して、現地のチームに所属していました。初めて親元を離れて国外に出て、今まであたり前だったことがあたり前じゃないんだと気づけたのが、このとき。親の偉大さと同時に、日本は本当に恵まれている素晴らしい国だと感じました」

松岡翔太

シンガポール時代(中央オレンジのユニフォームが松岡)

そんな松岡が、人生でもっとも影響を受けた人物と出会ったのもシンガポールだった。

「シンガポールでプレーしていた際のチームキャプテンは、僕の人生にとって欠かせない方です。高校までサッカーしかしてこなかった自分に、サッカー以外のことに目を向ける大切さを教えてくれ、たくさんの道筋を示してくれました。プロとして生活していくなかでは、人とのつながりが何よりも重要であり、気持ちの伝え方や自分の見せ方も学ばなければいけない。そして、人生においてチャレンジし続けることがいかに大事であるかも。人生の豊かさはサッカー選手として活躍することだけじゃない。人生の豊かさを広げるために、サッカーがあるんだと気づくことができました」

運命的な出会い!アクロバティックなビーチサッカーの虜に

シンガポールでのプレー生活を終えた松岡は、その足でタイへ向かった。そこで複数のプロチームのトライアウトを受けるも希望は叶わず、やむを得ず帰国。このとき、その後の人生を大きく変える運命的な出会いをすることになる。

「絶対サッカーに活きるから」。高校時代の先輩にそう言われて、帰国して間もなくビーチサッカーの練習に参加した松岡は、あっという間に競技のおもしろさに引き込まれた。

松岡翔太

中央ブルーのユニフォームが松岡

「ビーチサッカーは、サッカーと比べてコートが狭くゴールが広い。だから、フィクソ(サッカーでいうディフェンダー)やゴールキーパーでもゴールを決めるチャンスがあるんです。どんどん点数が入るうえに、オーバーヘッドなどアクロバティックなプレーも飛び出すのが、めちゃくちゃおもしろい。加えて開放感がある海辺のロケーションも最高で、すぐにハマりました」

さらに導かれるように、ビーチサッカーチーム「アグレッソ山口」から選手契約の誘いが。これまでサッカー一筋で生きてきた松岡だったが、絶妙なタイミングでのチャンス到来にビーチサッカーとの縁を感じ、誘いを承諾。晴れてビーチサッカー選手としてのデビューを飾ったのだ。

後編へ続く。

(取材・文:高良 空桜)

松岡 翔太(まつおか しょうた)

公式BLOG:松岡翔太 公式ブログ
公式Facebook:松岡 翔太
公式Instagram:@shotamatsuoka
公式Twitter:@MATSUOKAshota
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小林 香織

小林 香織 Facebook

2014年デビューのフリーライター。現在、「恋する旅ライターかおり」名義で、恋愛・旅・ライフスタイルジャンルの執筆にも挑戦中。人生の豊かさ、可能性を広げるためのメッセージを発信したいと願っている。自由な人生バンザイ

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