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August 15 2016 By ゆるすぽ編集部

日本を横断!? 東京―新潟を走破! ウルトラマラソン原公輔①

日本を横断!? 東京―新潟を走破! ウルトラマラソン原公輔①

ウルトラマラソンとは、42.195キロを超えるマラソンのことである。100キロや24時間マラソンは世界的に人気で、特にヨーロッパでは盛んに行われている。そのウルトラマラソンの選手、原公輔氏(35歳)にインタビューした。

原選手が2013年に出場した東京マラソンは、2時間41分50秒。このタイムは、本格的にマラソンを始めてからわずか1年ほどで出したタイムだという。

高校までは野球をやっていて、マラソンを本格的に始めたのは、30歳を過ぎてからのこと。製薬会社の営業をしているという仕事柄、お酒を飲む機会が多く、30歳を過ぎたあたりから「太ってきてヤバいな」と思ったことがきっかけだったそう。ところが、走り始めたらどんどん楽しくなってきたとか。

「最初は5キロくらいから始めましたが、5キロ走ったら10キロ、10キロ走ったら20キロ、20キロ走ったらフルマラソン、フルマラソン走ったら100キロと、だんだん距離が伸びていって…」と、今に至っているそう。

なぜそんなに長い距離を走ることができるのか?

「大会で走ると、日常生活では味わえない達成感があるんですよ」

確かに、走ったことの無い人には、想像もできない達成感があるのだろう。と思ったら、彼はこう続けた。

「あとは、ゴールした後の“ビール”がサイコ―です!」

なんと⁉

実は原選手、大のお酒好きとのこと。自身のブログのプロフィール欄を見ても、それは一目瞭然である。

短所:酒を飲みすぎてしまう

最近ハマっているものは?:酒

まず家に帰ってすることは何?:酒を飲む

何をしている時が幸せ?:飲んでるとき

世界最後の日、あなたは何をしていますか?:飲んでる

自分へのご褒美は?:ビール

幸せを感じる瞬間:酒を飲んでるとき

1カ月毎日食べるとしたら何?:日本酒

お酒!お酒!お酒!のオンパレード!!

100キロも走ったりするくらいなので、普段の生活から、ものすごくストイックな方なのかと思いきや、まさかのお酒大好き!

「ウルトラマラソンをやっている人は、結構飲んでいる人が多いんですよ。ある意味、そのために走っているようなものです(笑)。僕もそうで、飲んだ分、走る、みたいな感じ」

昔と違って製薬会社の営業は接待することができなくなったこともあり、夜は練習に割ける時間になっている。

「ただ、練習の後はやっぱりお酒!(笑)」

……。

ウルトラマラソンの選手と聞いて、超ストイックなのではと少し身構えていたが、どこにでもいるごくごく普通の“お兄ちゃん”といった雰囲気である。

しかしながら、試合の原選手はやっぱり違った。

原選手がこれまでに走った一番長いレースが、日本横断「川の道」フットレース、という大会。“日本横断”という言葉がダテではないこのレース。東京の葛西臨海公園をスタートし、荒川沿いに上流まで行くと、信濃川の上流につながっていて、そのまま信濃川沿いに新潟まで走る。その総距離は、な、な、な、なんと! 520キロ!! これぞまさにウルトラマラソンの神髄!! もうその数字を聞いただけで失神してしまいそうな距離である。

ルールとしては、3カ所用意されているレストポイントに必ず立ち寄り、各々2時間以上、計6時間以上の休憩をとらないとならない。ここで寝られるのだが、やはり熟睡はできず…。それで、走っている途中に猛烈な眠気が襲ってきたりする。そんな場合は、コンビニの脇や、屋根付きのバス停で寝てしまうことも。「不審者と思われることもあったんじゃないかと思います(笑)」と、おちゃめな笑顔で振り返る。

ウルトラマラソン

しかも、原選手はこのレースで優勝している! 2013年に参加した第9回大会で、タイムは91時間30分8秒。約4日間にわたる“自分との戦い”に勝った瞬間は、「最高に感動した!」とのこと。

ちなみに走り終わった後は、足が象のように腫れたとか…。

ウルトラマラソン

こんなにもなった自身の脚を見て…、マラソンをイヤになったりしないのだろうか?

「終わった後は、二度と出ない!と思うんですけど、1週間もすると楽しかったことしか思い出せないんですよ。苦しかったとか痛かったとかは、正直あまり覚えていないです」と、あっけらかんと話す。

また、原選手はウルトラマラソンの他にも、舗装されていない山道を走るトレイルランニングにも参加している。特に想い出深いのが、ウルトラトレイル・マウントフジというレース。河口湖をスタートして、富士山麓をぐるっと1周して169キロ。ほとんど山道で、夜もヘッドライトをつけながら山の中を走るレースに、世界中から1500人もの参加者が集まった。

「明け方、朝日とともに山の中を走っていると、発狂したくなるほど気持ちいいですよ!」

ウルトラマラソン

メチャクチャいい顔をしている。まさに至福に満ちた表情である。

「マラソンをすると身も心も楽しくなる」という原選手。今後の熱い想いを聞いてみた。<つづく>

ゆるすぽ編集部

ゆるすぽ編集部

“みんなでつくるスポーツニュース”をコンセプトにwebサイトを展開。(http://www.yurusupo.com/)ファン目線を大事にし、スポーツニュースで報道される以外のさまざまなスポーツネタをゆる~く紹介しています。「ボーダレス」にも記事を展開。

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