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March 22 2017 By ゆるすぽ編集部

伝説のプロレスラーたちが集結!/PRO-WRESTLING MASTERS

レジェンドたちが集結、マスターズプロレス!

2月8日、後楽園ホールで行われた、武藤敬司(54歳)プロデュース「PRO-WRESTLING MASTERS」を取材した。

武藤本人が先輩レスラーに声をかけ、錚々たるレジェンドたちが集結するとあって、会場に入る前からビル入り口は異様な人だかりができており、この興行のすごさが伝わってくる。後楽園ホールは、30代半ばから40代を中心とする熱狂的なプロレスファンで満員となった。筆者ももちろんドンピシャ世代である。

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大会をプロデュースしながら、自身もリングに立つ武藤敬司

前座の試合から会場は大歓声となった。前座といっても、高山善廣がかつてコンビを組んでいた大森隆男とタッグマッチで対戦するなど、プロレスファンにはたまらないカードが並ぶ。

第3試合は、67歳・藤原喜明と74歳・グレート小鹿がタッグマッチで激突。二人の老獪かつ意地の張り合いが観られた。小鹿が藤原に噛み付いたなら、藤原は小鹿の鼻の穴に指を入れ顔面かきむしり。藤原がタッグロープで首絞めなら、小鹿は藤原に再度噛み付くといった意地の応酬に、会場は歓声と爆笑に包まれる。試合は、藤原の必殺技であるアキレス腱固めも飛び出し、大盛り上がり。最後は、小鹿のパートナーである熊ゴローを脇固めで仕留めた藤原組長であった。67歳強し!

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67歳藤原組長にコブラクローをキメるグレート小鹿74歳

続く第4試合では、ルチャマスター・ウルティモ・ドラゴンが登場。50歳になったウルティモが空中殺法を魅せてくれるのか楽しみだったが、期待通りコーナーポストから場外へプランチャーを披露してくれた。

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初めは、“飛ばないよ”とウルティモ・ドラゴン。

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しかし、ファンに後押しされ、場外へ飛んだ!

そして、お待ちかねのメインイベントは、スペシャル8人タッグマッチ。

「藤波辰爾 長州力 獣神サンダー・ライガー 武藤敬司」 vs

「<平成維震軍> 越中詩郎 ザ・グレート・カブキ AKIRA 齋藤彰俊 with 青柳政司」

まずは、平成維震軍が入場。続いて武藤、ライガー、長州、藤波とそれぞれの入場曲をバックに入場し、そのたびにコールがこだまする。特に長州コールはすごいものがあった。

試合は、懐かしの田中リングアナウンサーの選手コールが終了すると同時に、齋藤が長州に突っかけ、そのまま開始。越中が長州にヒップアタックをかけようとロープに振るも、ロープに捕まりエスケープ。ふーっ、立ち上がりから高揚感が一気に突き上げてくる。

試合は途中、8人それぞれがそれぞれの必殺技を繰り出す、ファン垂涎のシーンばかりであった。越中が武藤にヒップアタック。齋藤の長滞空式ブレーンバスター。平成維震軍4人で太鼓の乱れ打ち。長州が齋藤をリキラリアットからのサソリ固め。藤波が齋藤をドラゴンスクリュー。直後に武藤が越中をドラゴンスクリュー。藤波のドラゴンスリーパー。ライガーの掌底。カブキのアッパーカット。AKIRAのムササビプレス。カブキの毒霧。と、とにかくその度に、会場が「おおーーっ!」と盛り上がる。

また、長時間捕まっている武藤に、新日本プロレスの先輩であるライガーが叱咤激励のキックをかますなど、このあたりの人間関係もおもしろかった。

それと、ファンの掛け声も、一つのエンターテインメントになっていたのが興味深いところだ。AKIRAが武藤を攻撃しているとき、長州がリングインしAKIRAに蹴りをかます。すると、ファンから「長州、変わってない!」の声! このようなファンのツッコミが度々聞かれたように、会場全体が自然とプロレス愛に溢れた空間になっていた。

長州のリキラリアット、そして武藤が…

試合は終盤。長州がAKIRAにリキラリアットをキメる。長州の右腕を軸にAKIRAの体が一回転しマットに沈む。これには大歓声と大きなどよめきが上がった。

そこへ武藤がシャイニングウィザードから…、

コーナーポストに駆け寄る。

お、お、駆け上がった!

そして、そして、空中を舞う武藤。

ムーンサルトプレス!

む、武藤が、と、飛んだ!!! ボロボロの両膝なのに…、すごい!

カウント3が入り、藤波&長州&ライガー&武藤組が勝利。

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(左から)藤波辰爾、武藤敬司、長州力、獣神サンダー・ライガーの勝利チーム。

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敗れた平成維震軍だったが、試合後、越中コールが巻き起こった。

この試合を観戦してみて、素直にものすごい勢いを感じた。それは満員の観客の心を突き動かす大きな勢いだった。

帰りの道すがら、体から湧き出る高揚感があった。それは、懐かしさから来るものではなく、今の自分にパワーを与えてくれるようなものだった。プロレスファンでなくても、名の知れた著名レスラーが50歳、60歳を超えてもこの勢いで戦っている姿は、刺激的に感じるはずだ。

この大盛況に伴い、既に次回大会が決定している。ぜひ観戦することをおすすめしたい。次回大会は、2017年7月26日開催。楽しみである!

>>武藤敬司が率いるプロレス団体「WRESTLE-1」はこちら

ゆるすぽ編集部

ゆるすぽ編集部

“みんなでつくるスポーツニュース”をコンセプトにwebサイトを展開。(http://www.yurusupo.com/)ファン目線を大事にし、スポーツニュースで報道される以外のさまざまなスポーツネタをゆる~く紹介しています。「ボーダレス」にも記事を展開。

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