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April 10 2017 By ゆるすぽ編集部

東京の文化となりつつある皇居ラン。ビジネスマンランナーの姿にサムライを見た⁉

最近、ランニングがブームとなっている。理由は簡単、自分自身とランニングシューズがあれば、時間と場所を選ばないスポーツであることに他ならない。他のスポーツと違い、メンバー間のスケジュール調整や、特別な道具をそろえたりする必要がない。ジムのように毎月の施設利用料もかからない。

2007年から始まった東京マラソンも、ランニング人気に拍車をかけている。東京マラソン2017では、フルマラソン(42.195キロ)を走る一般募集は約12倍の当選確率だったという。10年間応募し続けて一回も当選したことがないという運の悪い人の存在も、この数字を見れば納得がいく。しかも、フルマラソンを6時間40分以内に完走できる者、かつ、日本人なら参加料10,800円(税込み)も必要だ。このような条件にもかかわらず、多くの人が東京マラソンに興味を持つということは、ランニングが国民的人気スポーツであるといえるだろう。

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そして、最近、都内に勤めるビジネスマンの間で、皇居の外周を走る「皇居ラン」がブームとなっている。なぜビジネスマンが皇居で?と思う人がいるかもしれないが、皇居は都内の一等地にあるにもかかわらず、走る環境が整っているのだ。

・通常の歩道に比べ、道幅が広く見通しが良い。
・信号がないため、赤信号でランニングが中断されることがない。
・皇居を一周するとちょうど5kmなので、距離的な目標設定が簡単にできる。
・都内の勤務先からアクセスが良い。
・景観が良い。皇居の建物やお堀はもちろん、3月末には花見がてらのランニングなんてしゃれたことも可能。春から夏にかけて芝生の緑が目を楽しませてくれる。
・警察官が常駐しているため、夜間走行しても安全性が高い。深夜帯に走るランナーも少なくないそうだ。

ランニングコースとしての環境が整っているのはもちろんだが、ビジネスマン的にもありがたい環境だ。しかも、皇居周辺にはランニングステーションもある。

永田町駅から徒歩1分の場所にある「adidas RUNBASE TOKYO」は、皇居ランナーの間でも人気の高いランニングステーションだ。ロッカーとシャワールーム等の施設利用料金も1回当たり700円(ロッカー、シャワー使用料)とお手頃な価格設定。ウェア一式のレンタル費用も500円、シューズのレンタル料も100円とお財布に優しい。手ぶらでも行けるのは、スーツで働くビジネスマンにとってはうれしいものだ。

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adidas RUNBASE TOKYO

ランナーは仕事を終えるとランニングステーションに向かい、ロッカーでスーツからランニングウェアに着替える。そして皇居を何周か走った後に、シャワーを浴びて帰宅する。上級者ともなると昼休みに一走りして、また仕事に戻る人もいるそうだ。江戸幕府の大老、井伊直弼が暗殺されたことで知られる桜田門は、皇居ランナーのスタート地点として、あるいはラン仲間との待ち合わせ等に使われているという。

このようにビジネスマンにとって走りやすい環境があり、それでブームとなっている皇居ラン。定期的に続けているランナーの一人にインタビューしてみた。

彼がランニングを始めたきっかけは、健康維持などのほんの些細なことだった。上達して初めて参加した大会で当初の目標をクリアできなかったことが悔しくて、創意工夫するようになったという。マラソン大会後に自分に何が足りなかったかを総括し、その改善点を日頃の練習メニューに反映する。その小さな積み重ねが、ランニング上達の秘訣なのだと語ってくれた。

うーん、江戸城のお堀の周囲を黙々と独りで走り続け、そして自分を磨き続けて日々進化する皇居ランナーの姿は、長い時間をかけて果てなき自己研鑽に励むサムライに思えるのは私だけだろうか?

▼adidas RUNBASE TOKYO
東京都千代田区平河町2丁目16-1平河町森タワー1F
http://shop.adidas.jp/running/runbase/index.cgi
お問い合わせ:03-3261-9980
Photographer:内海裕之/モデル:はるか(株式会社ミシェルエンターテイメント)

ゆるすぽ編集部

ゆるすぽ編集部

“みんなでつくるスポーツニュース”をコンセプトにwebサイトを展開。(http://www.yurusupo.com/)ファン目線を大事にし、スポーツニュースで報道される以外のさまざまなスポーツネタをゆる~く紹介しています。「ボーダレス」にも記事を展開。

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