
オーストラリアのネットボールチーム。コスチュームのコンセプトはスーパーウーマン。
ワールドマスターズゲームズ(WMG)2017が開幕して最初の土曜日の夜、競技参加者を対象にしたパーティ、「SUPERHERO SATURDAY」が開かれた。日が暮れ始めると、参加者たちは、思い思いのコスチュームに身を包んで会場に登場。パーティ名のとおり、さまざまな「HERO」たちが会場にあふれた。

人気キャラクター「テレタビーズ」で、会場内でも人気者だった、地元オークランドのテニスプレーヤー。
会場内に鳴り響くノリの良いダンスミュージックに合わせて、ドリンクやフードを楽しみながら、チームで盛り上がっては絆を深め、他の参加者と交わっては親睦を深める姿は、まさに「HERO」たちの宴。

さまざまなアメリカンヒーローズに扮したのは、ニュージランド内のオークランドとダニーデンから参加している、バスケットボールチーム。
競技のことはしばし忘れて楽しんだ「HERO」たちは、この場で英気を養い、お互いに刺激しあって、また明日からの試合に臨む。競技だけではない、WMGのもう一つの楽しみがここにあった。

マザーテレサをイメージしたニュージーランド・クライストチャーチから来たネットボールチーム。
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参考:「ワールドマスターズゲームズ(WMG)」とは
国際マスターズゲームズ協会(IMGA)が主宰する、生涯スポーツにおける世界最高峰の国際総合競技大会。オリンピック・パラリンピック同様、4年に一回開催されており、原則30歳以上のスポーツ愛好者であれば、誰もが参加できる。第一回大会はロサンゼルスオリンピックの翌年、1985年にカナダのトロントで行われた。
第9回大会となる2017年は、ニュージーランド・オークランドで開催中(4月21日から30日まで)。オークランド大会では、28競技45種目が行われる予定で、およそ100カ国から約2万6千人が参加する。
2021年の第10回大会は、アジア初となる関西で開かれる。
(文/伊澤佑美、写真/James Yang)
※当記事は、「ワールドマスターズゲームズ2021 関西」との提携コンテンツです。