TOPへ
January 15 2020 By TheBORDERLESS

スポーツをみんなで楽しむことが、いろんな国の文化を尊重するきっかけに。桑田真澄さんが “Do スポーツ”を語る

7988
スローガン『ONE TEAM』が流行語大賞に選ばれたラグビーワールドカップから、視線は東京オリンピック・パラリンピックへ。そして観て楽しむ “See スポーツ”2大イベントの後には、自ら楽しむ“Do スポーツ”の祭典『ワールドマスターズゲームズ2021関西(WMG2021関西)』がやってくる。

ワールドマスターズゲームズとは、オリンピックと同じ4年に一度行われる、生涯スポーツにおける国際総合競技大会。おおむね30歳以上であれば、誰でも参加できるのが大きな特徴だ。2021年の第10回大会は、アジア初となる関西が会場に。5月14日〜30日の17日間をかけ、35競技59種目が開催予定。参加エントリーも2020年2月からスタートする。

3190

そのWMG2021関西 硬式野球競技リハーサル大会 アジアエキシビジョンが、11月30日、兵庫県・三木総合防災公園野球場で行われた。

心地よい秋晴れの下、日本マスターズ選抜チームとアジア圏のチームから構成された海外マスターズ選抜チームが対戦。日本マスターズ選抜の監督を担ったのは、WMG2021関西のアンバサダーでもある桑田真澄さん。日本の元プロ野球選手や女子野球の選手をはじめ、スリランカ、フィリピン、インドネシア、タイ、ネパールから来日した国際色豊かなメンバーと一緒に、スポーツでの交流を楽しんだ。

2738

桑田さんといえば、11月上旬に行われたマスターズ甲子園にも出場したばかり。出場した元高校球児の中には、桑田さんという憧れのレジェンドと対戦できる日を心待ちに、当日までトレーニングを積み重ねた選手もいたそうだ。

2649

「そんな風に思っていただけると、非常にありがたいですね。僕自身も、高校時代を思い出しながらプレーができて、本当に嬉しかったです。高校時代に接するのは3学年だけですが、元高校球児のOBチームになると年齢差はものすごく広い。僕より20歳年下の選手もいるわけです。同じ野球部で学んだ先輩・後輩と一緒にプレーできたことは、良い経験になりました」と語る桑田さん。

マスターズ甲子園ではMAX126キロを投げ、甲子園を沸かせました。この日のアジアエキシビジョンマッチでの投球はなかったものの、監督として日本選選抜チームをひとつにまとめた。

2988

「日本野球の良さは、基本プレーへの忠実さにあると思います。そしてカバーリングも含めたチームプレーが得意です。攻撃面にしても、長打よりも細かなプレーをつないでいくスモール・ベースボールが日本の持ち味。自分が犠牲になっても、ランナーをひとつ進めたい。そういったチームプレーが日本野球の良さだと思いますね」

真剣に、そして友好的な雰囲気で進んだエキシビジョンマッチの結果は、接戦の末に日本マスターズ選抜チームが勝利。

駒田選手

駒田選手

 

尾崎選手

尾崎選手

 

田中選手

田中選手

 

3回まで0—5とリードを許したものの、4回から反撃開始。田中宏和選手(近鉄バッファロースOB)、駒田徳広選手(横浜ベイスターズOB)、尾崎匡也選手(日本ハムファイターズOB)らがヒットを飛ばし、5回裏には高出崇選手(市立和歌山OBチーム)のランニングホームランによって、8-8の同点に。6回裏に、尾崎匡也選手のタイムリー安打で9-8と勝ち越し、10-8でゲームセットとなった。

8179

終了後の閉会式、桑田さんから「海外選抜チームは打撃が良く、清水選手のボールも良かったので、僕が肩を痛めて投げられなかったのは残念でしたが、チームのみんなが頑張ってくれて、良い試合になりました。2021年までにはチームを結成し、是非参加して、プレーして、野球を楽しみたいと思う」と、WMG2021関西に選手として参加したい意思も語られた。

アジアで初めての開催となる、ワールドマスターズゲームズ。スポーツの魅力はもちろん、海外の異文化に触れるチャンスでもあると桑田さんは語る。

3415

「スポーツをして健康になろう、真剣勝負しよう。それも大事ではありますが、世界中の人々と楽しむスポーツ大会の一番の目的は、世界平和だと思います。僕自身も、そういう意識でこれまで野球をやってきました。スポーツを通じて、いろんな国の文化を尊重し、互いに理解を深めていく。国内外の選手も、応援する人も、携わる人みんなが、そういう気持ちをどこかに持ちながら、2021年の大会を迎えられればと思います」

今でも“See スポーツ”より、自ら楽しむ“Do スポーツ”が好き、そのために週3回のトレーニングを続けているという桑田さん。2021年ではいくつかの競技で、その勇姿を見ることができるかもしれない。

3443

「野球はひとりでは参加できない競技なので、なんとかチームを編成して、出場したいと思っています。PL学園のOBチームで出られたらいいんですけどね。もしほかの競技に出るとしたら…。僕は野球しかやってこなかったからね。ほかできるのはゴルフくらいかなぁ。あと走ることはできるかもしれないけど、もう歳なんで、あまり無理してもいけないと思ってます(笑)」

8013

桑田さんほどのトップアスリートであっても感じる、年齢の壁。その壁とうまく付き合うには、今の自分なりの目標を見つけることが大切だという。

「ワールドマスターズゲームズって、何かにチャレンジしてみたい人の背中を押してくれる大会だと思っています。自分が昔やっていたスポーツでもいいし、最近始めたばかりのスポーツでもいい。今の自分がどれだけできるのか、試してみるのはすごく大事なことです。それによって、もう少しできる自分になるにはどうすればいいか、目標設定もできますしね。一歩踏み出せば、新たな自分を発見できると思います」

なにごとも、実際にやってみることが大切。“Do スポーツ”を掲げる世界最高峰のスポーツ大会で新しい自分と出会えるチャンス、多くのスポーツ愛好家に掴んでもらいたい。

TheBORDERLESS

TheBORDERLESS Facebook Twitter

The BORDERLESS(ザ・ボーダレス)編集部です。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう