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November 13 2020 By TheBORDERLESS

「パラスポーツメディアフォーラム~パラスポーツ基本知識~」9か月ぶりにオンライン開催

電通パブリックリレーションズとパラスポーツ推進ネットワークは11月5日(木)、第26回「パラスポーツメディアフォーラム~パラスポーツ基本知識~」を都内でオンライン開催した。

第26回パラスポーツメディアフォーラム オンライン画面3

同フォーラムは、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会(JPSA)承認のもと、パラスポーツ競技やパラアスリートについてメディアの理解を促進し、取材環境を整備することを目的に、2015年から定期的に開催されてきた。今回はコロナ禍の影響を受け約9ヶ月ぶり、初のオンラインでの開催となり、全国から過去最多のメディア関係者が参加したという。

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「パラスポーツの基本知識」と題して、講師は日本障がい者スポーツ協会強化部長、日本パラリンピック委員会事務局長を兼務する井田朋宏氏が講演を行った。

本講演では、1964年東京オリンピック大会直後に開催されパラリンピック第1回大会とされる「国際身体障害者スポーツ大会」からはじまる、日本における障がい者スポーツの〝発展経過〟について解説された。

その翌1965年「日本身体障害者スポーツ協会」(現在の日本障がい者スポーツ協会JPSA)が創設され、長く福祉政策の一環として活動が続いてきたなかで、1998年長野パラリンピック冬季競技大会、さらに2020年東京パラリンピック競技大会の開催が決定することで、日本におけるパラスポーツが大きな変革の契機となったことが丁寧に語られた。

また昨年のIPC総会において、アンドリュー・パーソンズ会長が語った「Change」という言葉で講演は締めくくられた。

 

質疑応答では、全国から参加したパラ担当記者より熱心な質問が相次ぎ、予定時間を30分オーバーするほどの盛況であった。

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講演要旨(主なスライド項目より)は以下のとおり。

<講演要旨>

■日本における障がい者スポーツの発展経過

(福祉政策としての50年の発展、パラ大会契機にさらに発展)

■財団法人日本身体障害者スポーツ協会(現在のJPSA)の創設

■全国障害者スポーツ大会の特徴

(国体とは開催目的が大きく異なる。未出場者に配慮、スポーツの楽しさを体験)

■ジャパンパラ競技大会の変遷

■JPSA登録競技団体とJPC加盟競技団体の関係

■厚生省事務次官の私的懇談会(1998年)による日本への影響

(競技スポーツへの本格的な取り組み、全障がいを視野にいれたスポーツ振興等)

■公益財団法人日本障がい者スポーツ協会(JPSA)/日本パラリンピック委員会(JPC)組織図

■障がいのある人のスポーツ振興のゴール(誰もがスポーツの価値を享受できる社会)

■国内の障がい者スポーツの概況

(身体障がい者73%強が65歳以上、成人障がい者の週1回以上スポーツ参加率:約25%)

■障がい者スポーツの将来像(活力ある共生社会を実現)

■主な国際障がい者スポーツ組織

(国際聴覚障がい者スポーツ連盟のみ、1995年にIPCから離脱)

■パラリンピックの発展経過/パラリンピックの歴史

(2008年北京大会からオリンピック招致条件にパラリンピック開催が含まれる)

■国際パラリンピック委員会(IPC) アンドリュー・パーソンズ会長

(3代目会長、ブラジルパラリンピック委員長、2017年9月就任)

■IPC加盟団体関係図/IPC加盟の国際競技団体(IF)

■アジアパラリンピック委員会(APC)概要/APC主催大会

■東京2020パラリンピック競技大会概要

■パラリンピックホスト開催の意義(2019年IPC総会、会長コメントから)

「CHANGE」:Attitude、Mobility、Opportunity

以上

 

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The BORDERLESS(ザ・ボーダレス)編集部です。

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