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June 22 2021 By TheBORDERLESS

日本パラサイクリング連盟 権丈代表監督、 『杉浦佳子選手、川本翔太選手にメダル期待!』 東京2020大会への意気込み語る

「第29回パラスポーツメディアフォーラム~パラサイクリング~」(主催:電通パブリックリレーションズ)が6月11日(金)にオンラインで開催された。

 同フォーラムは、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会(JPSA)承認の下、パラスポーツ競技やパラアスリートに関してメディアの理解を促進し、取材環境を整備することを目的に2015年より開催。今回は「パラサイクリング」を取り上げ、コロナ禍において4度目のオンライン開催となった。

 講演した一般社団法人日本パラサイクリング連盟の専務理事で、パラサイクリング日本代表監督の権丈泰巳(けんじょうたいし)氏は、開幕が近づく東京2020大会において、同競技でメダルが期待される選手として、強化指定Aで、女子C3クラスの杉浦佳子選手、男子C2クラスの川本翔太選手の2名を挙げた。
 また強化指定Bながら、北京、ロンドン、リオの過去3大会で、いずれもメダルを獲得してきた経験豊富な男子C3クラスの藤田征樹選手も有力なメダル候補と語った。

パラサイクリング日本代表 権丈泰巳監督

パラサイクリングとは、「国際自転車連合」ルールの下、各選手の障害特性と使用する自転車のタイプに応じて四つのクラス(アルファベッド表記:CBHT)に分かれており、さらに障害の度合いにより分類されている(数字表記1~5等※注:数が小さいほど重度)。加えて一般道を走行する「ロード種目」、屋内の専用リンクを周回する「トラック種目」の二つがある。
 参加する選手の障害種類は、おおよそ四肢障害(切断、機能障害)、脳性麻痺(まひ)、視覚障害、下半身不随の四つに分類される。
「CBHT」のクラスの分類は、下肢切断、麻痺等、義足や補助具を装着した選手が通常の自転車を使用する「Cクラス」(Cycling)。視覚障害選手が後ろに、健常者が前方に乗る2人乗りのタンデム自転車を使用する「Bクラス」(Blind)。下半身不随で身体を寝かせ、あおむけ状態で手だけで回すハンドサイクルを使用する「Hクラス」(Handcycle)。脳性麻痺や手足に障害があり2輪には乗れないと判断されトライシクルという3輪自転車を使用する「Tクラス」(Tricycle)、以上四つのクラスである。

 各選手の障害特性に応じ、あらゆるタイプのパラアスリートが漏れなく自転車競技に取り組める受け皿を持つパラサイクリングは、創意工夫にあふれたパラ競技といえるかもしれない。東京2020大会において注目すべき競技といえる。今大会のパラサイクリングの活躍に注目したい。

<登壇者所属公式サイト>
一般社団法人日本パラサイクリング連盟 
http://www.jpcfweb.com/

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The BORDERLESS(ザ・ボーダレス)編集部です。

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